ASTM D 635燃焼性試験

 長さ125mm、幅125mmで、最終製品と同じ厚さの試験片を作成し、コンディショニングされていない状態で試験する。
 試験片に規定の試験用ガス炎を30秒間当て、同時にストップウオッチで計測を開始する。
炎が消える、もしくは燃焼が止まった時、あるいは試験片の下から100mmの所まで燃え広がった場合にストップウオッチを止めて、その時間を記録する。
この試験を10個の試験片に対して実施する。

▲燃焼レート(単位 cm/分):
 10回の試験で、2個以上の試験片が100mmの所まで燃焼した時、これらの100mmのマークまで燃焼したものの平均を、平均燃焼レートとして報告する。

▲燃焼平均時間ATB(Average Time of Burning)、及び燃焼平均範囲AEB(Average Extent of Burning):
 10個の試験片の内、100mmのところまで燃焼したものが1個以下の場合、あるいは10個の試験片が1個も100mmのところまで燃焼しなかった場合、この試験結果を燃焼平均時間ATB及び燃焼平均範囲AEBとして報告する。

材質別難燃性一覧表

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